1/12スケールの初代サイクロン号のキットです。ベース車のスズキT-20のスケールキットではありません。フジミさんは完全に初代サイクロン号のカウルを主役にしてキット化しました。キャラクターキットならそれでいいと思います。このキットの細部は、多分、14話の立花藤兵衛さんがリモコン操縦で動いているシーンで確認出来る映像を参考にしています。だから、塗装指示が一部間違っています。マフラー部分はシルバー指定ですが、２号用リペイントで、１号時は青と緑の中間色です。ボディカラーはグランプリホワイト指定ですが、ここはアイボリーです。グランプリホワイトに近くなるのはリペイントした41話からです。両側面の風をイメージした赤いラインは、実際のペイントよりも太めなので、資料写真を見て自分でスマートに切り抜いた方がいいです。ヘッドライト部分は、銀の枠部分を無視しています。透明パーツにもモールドは彫り込まれていません。クリヤーイエローの円形パーツだけです。そのままだとヘッドライトが損傷して補修した32話の状態です。手を加えようか、ここは悩むところです。風防パーツのゲート跡ですが、実車はこの部分はカウルに組み付けるビスがねじ込まれています。その点を考えると、あまり気にする事はないと感じました。タイヤは、よくぞゴムにしてくれた。と安心しました。プラタイヤの前例があるので、よかったです。フロントとリアでトレッドパターンが違います。ここは注意です。車輪のスポークはなかなか細く出来ていて雰囲気はいいと思います。タイヤもちょっとオーバーサイズ気味なのがいいです。エンジンは、どうも写真で判別できる形だけをでっち上げたみたいで、スケールファンの目から見ると失格レベルです。キャラクターキットとしてなら目をつむります。マフラーパーツは、一番下のマフラーが本物であるというウソに惑わされなかったのは関心しました。この部分はよく観察しています。実際は一番上のマフラーが本物で、中央、下のマフラーがダミーです。納品直後のフロントカウルにエアインテークがあるもの、走行の為にエアインテークを切り欠いたもの、このキットのようにフロントカウルの下面を完全に切り取ったものなどが存在しますので、そこを再現する素材として使うのもよいと思います。でも総評価としては、私は星３つ。フジミさんは、初期１号ライダーとして発売したのでしたら、13話までの細部も確認して欲しかったです。この状態だと、初代サイクロンの色々な時期の細部をつなぎ合わせた姿になっています。それと、メイドインジャパンにこだわっての国内生産なので、どうしても単価が高くなってしまいます。価格がもう少し安価で、細部の考証をもっと慎重にやってくれたら、と少しだけ残念なキットです。購入して良かったと思っています。追記します。製作の為に、色々な資料や画像を確認していて、勘違いしていた点がありました。このキットは、2004年頃から東映さんのライダー関係のイベントで使われているレプリカサイクロン号をベースにしています。カウルの形状、取り付け方法、ハンドル周辺、シート形状、左右の赤いマーキング、エンジンの冷却フィンの溝など、ほとんどの形が一致します。撮影に使われたＴ-20ベースのサイクロン号の姿とはかけ離れた姿なので不思議に思っていましたが、現在展示に使われているレプリカサイクロン号のキットだったのでした。思い出の中の勇姿を再現するには、結構努力が必要です。

スタイルはいいけどいまいち間延びしそうなキットです塗装でカバーするしかないかな。

バトルホッパーには２種類存在していました。このキットは、現存する２台目のバトルホッパーの再現のようです。違いは、顔の下に丸いふくらみがあり、アンテナが短くボディーとバンパーガードの取り付けネジがボディ側など。キットの出来ですが、発売中の新サイクロン・ハリケーン同様ベースとなるバイクを見えないところまできちんとパーツ化しています。気になる点は、顔が横に少し大きいのと、目の複眼モールドを再現していないところです。シリーズが続くなら、クルーザーやＶマシンあたりを是非お願いしたいです。

前作サイクロン号の姿に失望した私ですが、今回のハリケーン号の箱を開けて、おお？と驚きました。パーツが多い！細かい部分は突っ込む点があるものの、ハリケーン号のプラモデルとしては、合格ラインだと感じました。大進歩です。素体であるバイクの形をある程度再現しています。エンジンパーツは見えない部分も構成されています。前回のような単なる箱とは違います。燃料タンクもちゃんと別パーツです。ハリケーン号のフロント、サイド、リアカウルは実車に近いパーツ分割で、無理矢理色々な箇所を一体成形したサイクロンとは違いました。スポークはある意味普通、タイヤは前輪、後輪で形が違います。これもいいと思います。クリヤーレッドのパーツが入っていましたが、これはフロントカウルにある追跡コンピューターの赤い部分とタイフーン、ブースターロケットの赤い部分でした。本物はクリヤーレッドではなく朱色なので、これは外観を塗装なしでもある程度見栄えをよくするおまけの配慮なのかもしれません。大判デカールが入っていて、ハリケーン号の雰囲気をうまく再現しています。ここまでは私としては進歩したと感じた点です。残念な点は、実車では燃料タンクを覆うカウル部分中央にマーキングされている青いラインを見逃している事。フロントカウルのタイフーンを覆うドーム型のカバーが単なるドーム型で、実車のような段差を付けていない事、ここは目立ちます。タイフーンパーツは単体ではなくて下地と一体なのは非常に残念！出来れば別パーツで赤、黄色、青の色に差し替え出来る追加工作可能な形だとなお良かった。風防の形が緩やかなカーブで、実車初期のような五角形に見える形をしていない事も少し気になりました。多分これもレプリカハリケーンの外観を参考にしている部分があるからだと思います。作品を視聴して、その画面で活躍しているハリケーン号の姿をもっと参考にして欲しかったと思いました。スズキロゴはどこかから調達しましょう。入っていません。そんな訳で、価格はまだ高いと思いますが、私としてはオマケ評価で星４つ。大甘です。この調子で同一車種ベースのクルーザーとジャングラーも期待します。フジミさん、逆戻りしないで進歩続けて下さい。お願いします。ハスラーも忘れないで・・・。

組み立てには必ず瞬間接着剤が必要です。プラ部品同士でも、です。3本のマフラーを細いリブでつなぐ等無理な設計があり、ハンドルなんてほぼいも付けです。なんといってもスタンドで自立できないので完成即大破しました。それでも好きだぜ。

なんでもかんでも他メーカーと比較したら面白くなくなってしまいます。作ったあとに「アレッ？なんか違うなぁ」って感じが起きないように作りあげていきたいものです。プラモデルは加工してこそ楽しいのでは？

旧車で欲しかったのですぐ買いました　バリやヒケも少なく作りやすかったです

いろいろなプラモデルを作ってきたけれどもプリウスのプラモデルはなかなか良い。

初めて各部品を塗装しつつ、組み立てに挑戦しています。組み立てる前に塗装することが、こんなに大変なことだとは思いませんでしたが、組上がるに従ってリアル感が増していきます。ルームミラーといい、ワイパーといい、こうしたプラモをくみ上げるには、ピンセットは必需品なんですね。

自車の再現のために購入しました。車体各部のプロポーションは内装含め特に違和感もなく、実車さながらの再現度です。前後バンパー及びサイドステップ部が分割パーツになっており隙間が少し出来てしまうのですがパテなど併用し丁寧に仕上げればそこまで目立ちません。この車は様々なエアロパーツが販売されているためそれらの再現は分割のおかげでしやすいと思います。私はプラバンとエポパテ等でC-WESTバンパーとmoduloスポイラーを自作してみました。製作上の注意点ですが、窓ガラスとシャシをボディに取り付けるのが非常にキツく加工無しではほぼ不可能です。塗装を終えキレイに仕上げまでした塗装面がこれらをギチギチと押し込んでるうちに削れて若干剥がれたのは萎えました…(目立たないところだったのでそのまま気にしませんでしたが)この点さえ気をつければ初めてのカーモデルでも問題なく組み立てられると思います。